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  • 執筆者の写真Ayako

世界は目覚めつつある


今話題の、16歳の少女の国連での“怒りのスピーチ”の動画を見た。


“How dare you!” 環境破壊や飢餓問題に対する世界の大人たちに訴えるスピーチ。https://www.youtube.com/watch?v=bW3IQ-ke43w

問題視されながらも改善対策に本腰が入っていないことへの募る危惧、憤り、悲しみ、そして立ち向かおうとする強さのこもった彼女の訴えに心打たれた人は多い。

私もその一人だ。


彼女の活動がメデイアに上がるここ数日、驚いたことがある。


環境問題に対する活動は上がるものの、彼女がヴィーガンであり、肉食をやめることが環境問題への重要なポイントであると訴えていることはメデイアには上がってこない、ということ。


彼女はセレブである自身の両親に、肉食を続けることは、“私たちの未来を盗んでいる!“と訴え続けてヴィーガンというライフスタイルを選択するよう説得した、というエピソードもある。


“子供達の未来を盗む”とはどういうことか。地球温暖化がこのまま進めば人類が生息できる地球環境はあと10数年しかもたない、という説もある。地球温暖化を止めるためにはどうしたらいいのか。木を植える、ゴミ処理、節水、排気ガス削減、などなど色々な対策が論じられ、人々の意識もそれなりに高まってきている。


その一方で、アマゾンで火災が起これば広大な面積のジャングルが一瞬で破壊され、その回復には数世紀かかる、と科学者は述べている。数世紀もの余裕が私たち人類には残されているのだろうか?この火災の主な原因が “牧草地などを開くための野焼き”だと言う点をメデイアはどれだけ取り上げているのだろう?牧草地、つまり営利組織に金銭的利益をもたらす畜産のために環境が破壊されているのだ、と。もし、あなたが牛肉を買うのをやめたら、それは環境保護に、そして子供たちの為に大きな貢献をしていることになるのだ、となぜメデイアは言わないのか。その背後には牛肉を売りたい営利組織がいるのだ、という構図。つまり目的は私利私欲を満たすためなのだ、と。


ここまで書いていて、またいつもの悲観的ジレンマに陥りそうになる。


大企業で、あるいは政治団体で決定権を持っているあなた、あなたは今ヨチヨチ歩きの御自分のお子さんが高校生になった頃、灼熱化した地球で深呼吸したくても酸素が足りないと病に苦しむ姿を想像しないのですか?できないのですか、それともしたくないのですか?他の誰かがなんとかしてくれる、と思っているのですか?なぜ、見ようとしないのですか?


世界のどこか、誰かが、をここに今いる私の家族が、に置き換えて考えてみれば私たち一人一人の意識が変わるはず、だと私は信じたい。まだ間に合う、と思いたい。見ずに済ませられるほど私たちに時間は残されていない。


悲観して立ちすくんで淀んでいくエナジーよりも、恐れずに開示して進む方へ私は自分のエナジーを注ぎたい。


“We are never be too small to make a change.”

一人一人の力は決して小さくなんかない、私は変化を起こせる。

Aloha with Mana 愛に力を。

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