Happy New Year from somewhere over the rainbow.
2019年12月31日。ここハワイ、マウイ島のハイクでは大雨の大晦日を迎えております。
年の煩悩を流してくれる浄化の雨。
以前、マウイに越してくるまで、自然というものを間近に感じる暮らしをしていなかった私にとって、雨は冷たくて不便なもので、正直苦手でしかありませんでした。
現在私の住む、海を望む丘のこの家からは、雨上がりに海に虹がかかるのが見えるので、雨の後、まだ残る雲の合間から突き抜けるように澄んだ青空と海に大きくかかる虹が姿を表してくれるまで、雨雲が移動して虹の光が現れるのを、待つ、というのでもなくただ、楽しみにしているというメンタルがいつしか身に付きました。いつ虹が青空と共に現れてくれるのか、それは私のコントロールできることではない、雲の流れと太陽にお任せする。そしてその経過を見守る。ただ移り変わる空の雲の動きを眺めながら。雨音の代わりに鳥の囀りが聞こえ始め、その姿も見せ始める頃、空に明るい鮮やかな七色の虹がかかる。
雨も、虹も、雲の上から見ればどちらもいっ時の現象でそこにあるものは同じなのに、私たちの目から見える景色、感じる印象はこんなにも違う。
陰と陽。光と闇。それも同じことですね。私たちの魂は常に同じで、地球がこの上なく美しい星であるように、私たちの魂もとてもとても美しい。ただ私たちは、日々の感情の浮き沈みや留めてしまった想いに気を取られて、感情や想念の奥にある魂の存在を忘れてしまいがち。だから悩みもがくんですね。
書いてみて気がつきました。やはり2019年の私のテーマは陰と陽、だったみたいです。
あ、虹がかかった。

2020年。皆んなの心が平和で、愛に満ちた年になりますように。