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  • 執筆者の写真Ayako

クリスマスのハイキング


クリスマスの朝、息子とハイキングに出掛けた。ズンズン前を行く彼の後ろ姿。


この後ろ姿、もう23年、見続けてるなあ、と何だか感慨深くなった。23歳になった今、前を歩きながらも母がすぐ後ろにいることに安心感を持っているのは2歳児だった手を繋いで歩いていたあの頃と変わらない。絶対の信頼。この信頼感と安心感は、一方的なものではなく、私にとっても彼は魂レベルでのベストフレンド。彼の存在の有難さに改めて感謝。


息子は来年24歳になる。私が彼を生んだ年と同じ。それはちょうど、私の人生のなかで、彼が生まれる前まで生きた年数と彼が生まれた以降の年数が同じということになる。北京、横浜、名古屋、台湾、サンフランシスコ、そしてマウイ。いろんな場所で、いろんな事があり、その時々での私の想いを観て来た彼。なぜどうして今の私がこうしてここにいるのか、私について誰よりもよく知っている存在。


彼がいなかったら乗り越えられなかった、と思う出来事がいくつもあった。彼がいるから、彼のために生きているんだと思っていたこともある。でも今日、後ろ姿を見て気付いたこと。私はとても幸せだ、ということ。ただシンプルに幸せで、私は生きていることに喜びを感じているんだということ。


生きる喜びを共有できる存在でいてくれて、本当にありがとう。

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